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スタッフコラム

2022.02.03

【家を買うときにかかるお金 ②-Ⅰ 土地を買って新築住宅を建てる】

トスケンホームコラムをいつもご覧いただき、

ありがとうございます!

今回は家を買う時にかかるお金(=いわゆる諸費用)

についての第2回となります。

もちろんトスケンホームをご検討している皆様だけでなく、

注文住宅や中古住宅、マンションや土地購入

を視野に入れている

という方にも役立つ情報をご提供していきますので、

ぜひご一読下さいませ。

 

 

不動産を購入する時に物件の種類などに応じてかかるお金

土地を買って新築住宅を建てる

 

今回は購入する物件が戸建て住宅なのか、

土地なのか、マンションなのか、また新築なのか、

中古なのかなどに応じてかかるお金のうち“土地を買って

新築住宅を建てる”場合の費用をいくつかご説明します。

 

 

-土地を買って新築住宅を建てる-

 

ライフライン工事費用

住宅地としての利用の歴史のない土地の場合、

上水道や下水道、ガスなどのライフラインを

土地に新たに引き込む工事をする必要があります。

特に上水道引込工事は数十万円~の高額の費用となり、

土地の条件次第で100万円を超すことも少なくありません。

 

下水道は受益者負担金を支払えば引込工事を

自治体が行ってくれる場合もあれば、

上水道同様の費用負担となる場合もあります。

土地ごとの個別の判断が必要です。

なお下水道が整備されていない地域では

浄化槽の設置が必要です。

 

 

ガスは都市ガス管の有無、

電気は周辺に電柱などの設備があるかの確認が大切です。

 

 

水道メーター加入金、下水道受益者負担金

上水道の引込があらかじめ存在する土地であっても、

一般に建物新築時に自治体に水道メーター加入金を支払い

水道メーターを設置してもらい、上水道の利用をします。

自治体によって金額は異なります。

 

下水道受益者負担金は過去の土地所有者が

地域の下水道整備時の費用の支払いを行っていない

(=下水道を利用できる地域であっても

その土地で下水道を利用してこなかった)

場合などにかかるお金です。

ライフラインの工事に必要な費用や負担金の仕組みは

自治体によって大きく異なります。

 

建物解体費用、土木工事・造成工事費用

土地上の建物の解体を行う必要がある場合の費用です。

当然大きな経費となりますので土地購入にあたっては

建物解体が売主負担なのか購入者負担なのか、

確認しましょう。

1Fにガレージのある高床の建物や

敷地に庭石がある立派な庭園などの

更地化は高額となることが多いです。

 

 

建物がない土地、解体を行った後の土地であっても、

新たな建物の建築のために土木工事や造成工事を

行う必要があることがあります。代表的なものとして、

駐車スペースの確保のために土地上の土を処分しなくてはならない、

隣地との高低差の関係で塀や土留めの築造・補修を

行わなくてはならないなどのケースがあげられます。

 

また、土地探しからの建築で

どうしても避けて通れないリスクが、

見ただけでは判断できない、

地中埋設物や地盤の問題などについてです。

事前の調査でわからないことや

誰の責任に帰すこともできない事例も多いため、

予備費を予算に計上しておく方が賢明かもしれません。

 

●地鎮祭費用

新築にあたって神主さんを呼んで地鎮祭を行う場合、

初穂料、お酒代などの費用がかかります。

●つなぎ融資費用

住宅ローンについては別に取り上げる予定ですが、

土地購入からの新築の時にのみ

検討しないといけない費用です。

土地代金の支払い時や建物中間金の

支払い時に住宅ローンを実行すると、

まだ新築する建物に居住していないにもかかわらず

住宅ローンの支払いが発生します。

その時点ではアパートなどに住んでいる方も多く、

家賃と住宅ローンの二重負担となってしまいます。

それを避けるために住宅ローンと別に組む、

支払いがただちに発生しないローンがつなぎ融資です。

 

つなぎ融資の金利は

通常の住宅ローンより高利率となります。

土地購入~建物完成までが長期間にわたる場合など、

つなぎ融資の利用は大きな経費となることがあります。

 

自分好みの土地を購入して自由設計で

望み通りの注文住宅を建てることができれば、

誰もが羨む夢のマイホームの実現になるかもしれません。

一方で建売住宅や中古住宅・マンションの購入と比べ、

土地探しから住宅完成に至るまで上記のように

精査すべき点が非常に多くなるのも事実です。

共働きのご夫婦が、お互いの限られた時間を使って

これらの建築計画を長期にわたって練り上げるのは

大変な負担になることが多いのも事実です。

 

トスケンホームでは

住宅取得を検討されている皆様のご事情を、

年間数十棟の住宅を売る住宅の

プロフェッショナル達が真剣にお伺い致します。

どのような選択肢が皆様の現在と未来の住生活に最適か、

ぜひトスケンホームのスタッフと一緒に考えてみませんか。

いつでもお問い合わせ、ご来店をお待ちしております。

 

次回は中古住宅やマンションの購入の際に

特別にかかる費用等について取り上げます。

 

 

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