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スタッフコラム

2022.06.02

ライフサイクルコストを見据えた家づくりのススメ

住宅購入は人生においてとても大きな買い物です。誰もが「少しでも安くお得に家を建てたい」と思うのは当然です。しかし、家は建ててそれで終わりではありません。住み続けるのに必要なさまざまな費用がかかることをも見越して、家をつくることが重要なポイントになります。そこで大切になってくる「ライフサイクルコスト」という考え方があります

 

ライフサイクルコスト
〈 Life Cycle Cost 〉とは?

建設から解体までを建物の生涯と定義づけ、その間にかかるすべての費用を「生涯費用」つまりライフサイクルコストと言います。 建築費などの初期費用「イニシャルコスト」と、実際に生活を始めてからかかる光熱費などのエネルギーコスト、保守や修繕に必要なメンテナンスコストまでを合わせた「ランニングコスト」などで構成されています。

 

長い目で見れば「違い」がでる
ライフサイクルコストの考え方

A=「家を安く建てたい」と考え、できるだけ建設費を抑えた家。B=丈夫な設計にこだわり、耐久性の高い材料を使い、断熱性にもこだわった家。(イメージ図1参照)
建設費用だけで比較すればAの家の方が300万円もお得な感じがします。しかしライフサイクルコストで考えるとBの家はAの家に比べると断熱性能で光熱費が、高耐久素材で保守・修繕費が大幅に軽減されることに。当初はAの家の方がお得に見えましたが長い年月を経た時に費用がかさんでしまい、Bの家の方が実はライフサイクルコストが1000万円もお得になるという場合もあるのです。

ライフサイクルコストを
検討することが
家づくりの成功の秘訣!

建設費がいくら安くても、光熱費やメンテナンスにお金がかかったり、そもそも住みづらい家になってしまっては本末転倒です。ライフサイクルコストをふまえた上で、設計、耐久素材、断熱・気密性能を考慮し、いつまでも快適に住み続けられる家づくりを検討してみましょう。

 

 

 

 

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